グラナート・テスタメント・シークエル
第12話「遊戯終了〜在るべき世界へ〜」




「まずい……ですわ……」
ビナー・ツァフキエルの足下には、一振りの十字剣が置かれていた。
彼女の双子の姉ケセド・ツァドキエル……その真の姿、光輝の魔剣フラガラックである。
刃の中心を穿かれたフラガラックは、今にも消えそうな弱々しい発光を繰り返していた。
「だから、動くなと言ったのだ」
「えっ? 誰ですの!?」
ビナーの眼前に、まるで亡霊のように薄らかに白い少女の姿が浮かび上がる。
「……シャリト・ハ・シェオル……その剣を穿った者だ」
「なっ!? あなたがお姉様を……」
「急ぐな」
戸惑い、動揺が……怒り、憎悪、殺意に変わろうとしたビナーを、シャリト・ハ・シェオルは左手を彼女の目の前にかざして無理矢理『押さえ』つけた。
「うっ……ぐ……?」
動けない、逆らうことができない。
直接触れられているわけでもないのに、正体の解らない威圧感(プレッシャー)がビナーの動きを完全に封じ込めていた。
「至高の母の能力では神の武器は癒せぬか?……生きているとはいえ、お前達は生物というより『物』だからな……治癒では駄目か、修復でなければ……」
「……う……くっ……」
ビナーは威圧感の拘束のせいで返事もできない。
だが、全てはシャリト・ハ・シェオルの言うとおりだったし、シャリト・ハ・シェオル自身別にビナーの返事(肯定)を聞かなくても確信しているようだった。
「ならば実に丁度いい……我はキムラヌート(物質主義)を司る者……丁度覚えた……いや、思い出した能力の試しにこれ以上なく最適だ……」
シャリト・ハ・シェオルは左手からの威圧感でビナーを拘束したまま、片膝をついて、右掌をフラガラックの穴の部分にそっと添える。
「ナヘマー……刻の流れに忘却されし魔王よ……形無き精を……形ある実と成せ……」
シャリト・ハ・シェオルの右掌から暗黒の輝きが溢れ出し、フラガラックを包み込んだ。
「ち……お姉……様に……なっ……」
ビナーが拘束に必死に逆らって、何か言おうとするが言葉に成っていない。
「ほう……我が威圧に逆らうか……腕を上げた……いや、姉を想う力ゆえか……」
シャリト・ハ・シェオルは楽しげな微笑を口元に浮かべた。
「……ふむ、こんなところか」
シャリト・ハ・シェオルは満足げに呟くと、右掌から放つ暗黒を消し去り、立ち上がる。
次いで、左手を閉じて引き戻し、ビナーを解放した。
「うっ……きゃああっ!?」
急に解放さたビナーは、今まで動こうとして体にかけていた力が一気に働いたのか、独りで勝手に転ける。
「……では、姉妹仲良く暮らすがいい……」
シャリト・ハ・シェオルは、ビナーに背中を向けて歩き出した。
「えっ? ちょっと……あ、お姉様!?」
立ち上がったビナーが見たのは、完全に穴を塞がれたフラガラックの壮麗な姿。
「あなた、どうして……自分で壊したモノを自分で直したり……」
「壊したのも直したのもたまたまだ、深い意味も理由もない……私はまだ自分の力が……自分が何なのかよく解っていないのでな。それに、元々お前達には恨みも敵対感情も無い……かといって、私には神の剣も槍も必要ない……そんなところだ……」
「えっ、それってどういう……?」」
「もう会うこともあるまい……さらばだ、光輝の槍と剣よ」
シャリト・ハ・シェオルは、現れた時と同じように亡霊のように薄れ消え去った。



「……ん……あ……ぅ……んっ……あっ!?」
「お目覚めですか、マルクトさん?」
目覚めたマルクトが最初に見たのはコクマの顔だった。
「あ……コクマ……様……」
マルクトは、コクマに上半身を抱き支えられている自分に気づく。
「あ……あ……あの……そっ……」
動揺しながら、なんとなく床を這わせていた左手に何かが当たった。
マルクトはそれが何か察すると同時に掴み取る。
「くっ……!」
そして、それをコクマに向けて突き刺した。
「おや……?」
天降剣『凛』がコクマの鳩尾を下から上へ刺し貫いてる。
「え……?」
突きだしたマルクト自身、当たるとは思っていなかった。
殺意や憎悪というより、抱かれていることに対する恥ずかしさによる、衝動的な行動だったのである。
だが、これは予想外に訪れてしまった……逃してはいけない絶好の機会だ。
マルクトは即座に冷静になると、行動を開始する。
「コクマ様覚悟!」
「あ……」
「天獄零式(てんごくぜろしき)!」
マルクトは腰を入れた右拳を刀の柄先に叩き込んだ。
「…………」
「…………」
しかし、何も起こらない。
「……えっ?……なぜ……」
「……いや、まあ……少しは痛かったですよ……」
コクマは、困ったような、それでいて笑いを堪えたような表情で言った。
「天獄……地に伏すかのような低姿勢で高速移動し、相手の視覚外である足下に潜り込み、そこから上昇しながら突きを放つ……さらに、相手の顎下に突き刺した刀の柄先に、西方拳闘術(ボクシング)で言うところのアッパーを莫大な神聖力と共に叩き込む……相手は神聖力で生み出された光柱の中で跡形もなく『昇華』される……実に素晴らしい技です」
「……やはり、あの赤い悪魔との戦いを『視て』いたのですか……?」
「ええ、しっかりと。そして、カーディナル戦で天獄を使ってしまったあなたは、私に技を知られている可能性を考量し、零式の方の天獄を使うつもりだった。なんとか私を油断させ接近し零式を放ち……そこから追加技にして自爆技である滅式を使い……私と相打ちになる……それがあなたの最初の筋書きでしたね」
「なっ!? どうしてそこまで……」
心でも読まれない限り、そこまで見抜かれるはずが……。
「全て、メアリーさんが教えてくれました……彼女は他人の心が読めるのですよ」
「メアリー……」
聞き覚えのない名前だったが、察しは付いた。
コクマの部屋の前で擦れ違った赤みがかったブロンドの少女。
彼女は、擦れ違い様に、マルクトの心を読んだかのような発言していたし……彼女のことと思ってまず間違いないはずだ。
「おそらく、かなりの確率でその計画は成功したと思いますよ。ケテルさんの残留思念があなたに寄生していたというあなたも知らなかった事実さえなかったら……」
「くっ……」
「まあ、ケテルさんの一件の後でも、トリニティールーラーなんて全超越最終必殺奥義を使わずに……当初の予定通り天獄零式を狙っても成功したかもしれませんね。一発撃つだけの神聖力なら、生命力なりなんなり他のエナジーを変換すれば撃てたでしょうし……さっきの天獄もそうする……いや、そうしたつもりだったのでしょう?」
「……はい……」
だが、天獄零式は発動しなかったのである。
そればかりか、例え神聖力が発動しなかったとしても、腕力だけでコクマを天井ぐらいまでなら殴り飛ばせるはずだったのに……それすらできなかった。
「……理由は至極簡単……遅かったんですよ……つっ!」
コクマは、刀の柄を握りしめているマルクトの左手を掴み、自分の体から刀を力ずくで引き抜かせる。
「えっ……?」
今のコクマの行為に、マルクトはまったく抵抗することができなかった。
「もうあなたには何の力も残って無いんですよ。神聖力は見事に空っぽ、身体能力も普通の人間程度に低下……勿論、多の全てのエナジーも合わせて、普通に人間レベルの生命活動をギリギリ維持する程度しかない……」
「あの……それって……つまり……?」
「つまり、今のあなたは見た目通り、普通の『人間の少女』でしかないんですよ」
「なっ!? そんな……そんなことって……」
「己が体内でセフィロトを完成させるなんて無茶をしたせいですね。副作用なのか、後遺症なのか、解りませんが……闘気、魔力、霊気など……あらゆる力は使い切られ、力の流れ道も滅茶苦茶、回路はズタズタ……生命活動を維持するための最低限の生命力しか正常に体に流れていない……その証拠に、背中にエーテルウィング(元素翼)すら創れないでしょう?」
「……そんな……そんな……私はどうすれば……?」
「別にそうたいした問題ではないと思いますよ。人間として生きればいいだけですよ、この大陸でのティファレクトさんがしたみたいにね」
「……私が……ただの人間?……」
「ええ、人間もそう悪くないですよ……まあ、自分から人間をやめた私が言っても説得力ないかもしれませんけどね」
コクマは口元に苦笑を浮かべる。
「しかし、それでは……あなたを殺すことが……兄の無念を晴らすことが……」
「おや、ティファレクトさんはやろうとしていましたよ。諦めませんでしたよ、人間レベルの力しかなくてもね」
「…………」
「まあ、これからどうやって生きるかはゆっくりと決めてください。とりあえずは……ふっ!」
「うっ!?」
コクマは、突然マルクトの腹部に左拳を叩き込んだ。
「うぅっ……あ……あの……コクマ……様……?」
「おや、おかしいですね……はっ!」
「ぐっ!?」
コクマは今度は、マルクトの後ろ首に左手刀を叩きつける。
「がっ……コ……コクマ……様……いったい……?」
「ふむ……上手くいきませんね……とっ!」
「がっ! ぐっ! あっ……い、痛い、痛いです、コクマ様……!」
コクマは何度もマルクトの後ろ首に手刀を打ち込んだ。
「何なんですか、いったい!? 私、今人間程度の肉体なんでしょう!? いい加減にしてくださらないと首が落ちちゃいますよ!?」
流石に耐えきれなくなったのか、マルクトが抗議の声を上げる。
「いえ、そろそろ帰ろうと思うのですが……とりあえず、あなたを持ち帰りしたいので……気絶して貰えませんか?」
「…………」
「仇の私と一緒に帰るのは、馴れ合うのはまだ抵抗があるでしょう? あなたはそう簡単に物事を割り切れるタイプではありませんしね」
「……とりあえず、御一緒させていただきます……ですから、もう叩くのはやめてください……」
「おや? そうですか、意外ですね……」
「…………」
マルクトは、コクマのふざけているようにすら見える軽さに、自分の今までの苦悩が馬鹿らしく思えてきてしまった。



「やっと見つけたぞ……」
コクマとマルクトの前に、シャリト・ハ・シェオルが現れた。
「お久しぶりでいいんでしょうか?……ところで、何とお呼びすればいいですか?」
コクマは悪戯っぽい笑みを浮かべながら尋ねる。
「ふん、シャリト・ハ・シェオルでいい」
「なるほど、そう来ますか……では、私もシャリト・ハ・シェオルさんとお呼びさせていただきましょう」
「別にシャリトでも構わん……それはそうと……」
シャリト・ハ・シェオルはマルクトに視線を向けた。
「……なるほど、そういうことか」
シャリト・ハ・シェオルは独り納得したように呟く。
「なるほどとか言いつつ、実際は殆どよく解っていないでしょう、シャリトさん?」
コクマは意地悪い笑みを浮かべていた。
「当然だ。私は自分が何かすら解っていないのだからな」
シャリト・ハ・シェオルは堂々と誇らしく言い切った。
「偉そうに言うことじゃないと思いますけどね……本当、あなたは変わりませんね」
「ふん、私の記憶の混乱は、こんな不安定でふざけた『器』を作ったお前のせいだ……ただの混乱ではなく、欠落消滅している記憶も多々あるぞ……どうしてくれる?」
「はははっ、私の記憶を返せとか言われても困りますね……そうだ、ではこれを差し上げましょう」
コクマは左手で何かをシャリト・ハ・シェオルに投げ渡す。
「あっ!?」
黙って、二人の妙に気安げな会話のやり取りを見ていたマルクトが、初めて声を上げた。
シャリト・ハ・シェオルが受け取ったモノ、それは金色の輝きを放つ小さな球体。
ケテル・メタトロンの遺志が宿っていたマルクトの右目の眼球だった。
「これはマルクトの瞳……いや、ケテルか?」
「ええ、ケテルさん入りのマルクトさんの眼球ですよ。あなたに差し上げます」
「コクマ様!?」
マルクトが驚きと非難を込めてコクマの名を呼ぶ。
「混沌と深淵を使って、大分お腹も空かれたでしょう? お腹の足しにでもしてください」
「なっ!? 何を言ってるんですか、コクマ様!?」
マルクトの叫びは全てコクマに黙殺された。
そして……。
「ふん……遺志や憎悪ばかりで、力そのものは九割以上そちらのマルクトにもって行かれているではないか……まあいい、遺志や憎悪もまた強い精神エナジーだ……足しにはなるかもしれん……」
「ああああああああああああああっ!?」
マルクトの悲鳴のような声が響く。
シャリト・ハ・シェオルは、彼女の眼球をゴックンと呑み込んでしまったのだ。
「ふん……やはりたいして足しにもならんな……寧ろ、空っぽなところに少量入れたせいで、余計に空腹が増してしまった気さえする……」
「あ……ああ……私の瞳が……兄さんが……ああぁぁ……」
マルクトはガクリと崩れ落ちる。
瞳が、兄の形見(遺志)が謎な少女に食べられてしまった。
あんまりである。
「うう……情けなすぎる……いくら何でも酷すぎます……」
こんな始末のされ方するぐらいなら、剔り取られた時に握り潰された方がまだ良かったです、コクマ様……とマルクトは心の中で愚痴っていた。
「あなたの血となり肉となるなら、ケテルさんも本望でしょう」
「うう……えっ? 今なんと……?」
泣き崩れてしっかりとは聞き取れなかったが、今、聞き捨てならない発言があった気がする。
「しかし……この器は何の冗談だ……?」
シャリト・ハ・シェオルは、自分の両手や体を見回しながら、呟いた。
「それは容姿のことですか、それとも深淵と混沌のことですか?」
「両方だが……さしあたってもっとも重要でふざけた問題は前者だな」
「まあ、廃物利用ですかね……四千年前に創って保管していた人工人間の体が基本ベースです。それに最近手に入れた裏世界の外神と旧神を材料に加え、ナヘマーの悪魔核でバランスを取ったのがその『肉体』です……お気に召しませんでしたか?」
「ふん、力が巨大すぎて逆に消耗が激しすぎる……燃費が悪い……いや、燃費が良すぎるのか?……とにかく一言で言うなら……この空腹をどうにかしろ!」
「はいはい、城に帰ったら用意してあげますよ。じゃあ、帰りましょうか」
コクマはこれで話は終了といった感じで、独り歩き出す。
「待て、まだ、この容姿について答えていないぞ」
「フッ、誤魔化しきれませんでしたか……その容姿ですか? 私の理想の美少女とでも言っておきましょう」
「なあっ!? 本当ですか、コクマ様!? こういう女の子がお好みなんですか!?」
「……悪趣味な……まさか……私に手を出すつもりではあるまいな……」
「さあ、帰りましょう帰りましょう」
コクマはこれ以上追求されたくないのか、独りさっさと歩き出した。



「……やあ、やっと起きたかい?」
「……羅刹王……」
目覚めたネツァクが最初に見たのは、自分よりも見事な紫の髪と瞳をした少年だった。
「……こんな所まで私を追ってきたのか……物好きな……」
ネツァクは立ち上がると、まだハッキリとしない意識を、頭を左右に振って完全に覚醒させようとする。
「……どこだ……ここは……?」
まるで見覚えのない場所だった。
何もない見渡すかぎりの広大な荒れ地、空から大量に雪が降り続けているにしては、雪が積もらず荒れ地を晒しているのは不自然である。
考えられる可能性は二つ、一つは雪がまだ降り出したばかりである可能性。
もう一つは、雪原が荒れ地になったばかりという非常識な可能性だった。
「さあね……座標的には、まだ城の中なんじゃないかな……?」
「なんだと……では……」
二つ目の可能性が正解だというのか?
「お……お前が城も雪も吹き飛ばしたのか……?」
「いや、僕じゃないよ。できないことも無いけど……そんな威力のある力を使ったら、君まで消しかねないから……とてもじゃないけど使えないよ」
「……発言に何カ所か気になる部分があったが……まあ、それは置いておく……」
今は、この少年『にも』同じことができるかどうかの真偽など追求している場合ではないのだ。
「クリフォトはどうなった? セフィ……」
「君が眠っているうちに全部終わったよ」
羅刹王ラーヴァナは、ネツァクの質問を遮り、ミもフタもない答えを口にする。
「…………」
「クリフォトは壊滅、何人か滅びずに生き残ったようだけど……自分達の世界に帰っていったよ。君の友人達も死亡者は……いないと思う……多分ね……」
「多分?……なんだ、その曖昧な答えは……」
「それぞれが正確にどうなったかまでは知らないけど、少なくとも、城と雪原を全て消し去った謎の力の発動前までは全員生存していたよ」
「謎の力……」
「力の攻撃対象だったならともかく、余波から逃げられない程の間抜けは、君の友人達にはいないと思う……だから、多分大丈夫……」
「……そうか……」
実際に謎の力というのがどんなモノだったのか解らない以上、ネツァクにはラーヴァナの言葉を信じるしかなかった。
「さて、もう気は済んだかい?」
「……どういう意味だ……?」
「友人達に対する義理は充分果たしただろう? 本来、君は別にクリフォトなんかに因縁も興味もなかった……あくまで友人達につき合っただけ……違うかい?」
「…………」
ネツァクは口に出して肯定も否定もしない。
だが、ラーヴァナはその沈黙を肯定と判断した。
「じゃあ、この辺が潮時だね……行こうか」
「……どこへだ……」
「君の行きたい所へ……また新たな世界へと旅立つのもいい……気が済んだから元の世界へ戻るのもまた一興……でも、この世界で生き続けるのはやめて欲しいな……この世界は僕の性に合わない……さあ、何処へ行きたい?」
ラーヴァナは素気無(すげな)い微笑を浮かべる。
この少年は、ネツァクに妻になれとか言い続けているくせに、彼女に対してもやはりどこか素気無い態度を取るのだ。
素気無い……愛想がない、冷淡である、つれない。
この少年からは常に『どうでもいいや』といった雰囲気が感じられ、情熱とか熱血とかいったものが欠片も感じられないのだ。
だから、彼の言葉は信じられない。
妻になれとか言われても、どこまで本気なのかさっぱり解らないのだ。
もう少し情熱的に迫ってくれれば、少しはこちらも……。
「どうしたんだい? すぐには決められないのかい?」
「……いや、考えるまでもなく、答えは最初から決まっていた……」
「へぇ……じゃあ、改めて聞くよ……君は何処へ行きたい?」
「……私の在るべき世界へだ!」
「……OK、じゃあ帰ろうか、僕達の世界へ……」
帰ろう、愛する者の在る世界へ……もう迷わない……この想いのままに自分は生きるのだ。



グラナート・テスタメン・シークエル 完!


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一言感想板
一言でいいので、良ければ感想お願いします。感想皆無だとこの調子で続けていいのか解らなくなりますので……。



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